FAQ
( 1) OTCBB株式はどのようにすれば売買できますか?
( 2) OTCBB, OTCQX, OTCQBとOTC Pink(ピンクシート)の違いは何ですか?
( 3) OTC株式の株価や売買状況はどのようにすればわかりますか?
( 4) OTC市場に株式公開している企業の一覧を見ることはできますか?
( 5) OTCQX, OTCQB, OTCBBに公開している海外企業および日本企業は?
( 6) リバースマージャーとは何ですか?
( 7) OTCBBへの株式公開にあたっては監査済財務諸表の登録が必要とのこと
ですが、公認会計士に条件はあるのでしょうか?
( 8) OTCBBでの資金調達はどれくらいまで可能ですか?
( 9) IBCコンサルティングは、どのような業務をサポートするのですか?
(10) 株式公開費用はどれくらいかかりますか?
OTC市場で売買できる証券会社に口座開設すれば、売買ができます。
※ 弊社でもサポート可能です。こちらのウェブサイトをご覧ください。
(2) OTCBB, OTCQX, OTCQBとOTC Pink(ピンクシート)の違いは何ですか?
OTCBBはFINRAが管理しており、ナスダック等の上位市場と同様の継続的なディスクロージャーが求められます。一方、OTC Pinkではディスクロージャーは義務付けられておらず、監査済み財務諸表の開示も必要ありません。OTCBB(OTCQX, OTCQBも含め)の株式公開を維持することは、ナスダックに必要なディスクロージャー条件も満たしていることになります。
尚、OTCBB企業はOTC Pinkにも登録されます。
(3) OTC株式の株価や売買状況はどのようにすればわかりますか?
下記Webサイトをご覧ください。
■ OTC Markets サイト http://www.otcmarkets.com/
■ Yahoo! U.S. ファイナンス http://finance.yahoo.com/
(4) OTC市場に株式公開している企業の一覧を見ることはできますか?
こちらをご覧ください。
2015年11月時点で400社以上の外国企業が株式公開しています(ADRは除く)。最近では、中国企業やアジア企業が活発にOTC市場を活用しています。
日本の大企業としては、資生堂、ヤマハがOTCQXにリスティングしています。また、ヨーロッパの多くの世界的な大企業も登録しています。
ベンチャー系の企業としては、本社を米国に置く日本企業も含めて数社程度がリスティングされています。
ただし、中国企業に比べて積極的に活用されていません。日本への積極的なプロモーションが行われていないことも影響しているのではないでしょうか。
海外では、上場をさらに短期間で実行するために、リバースマージャー(逆買収)という手法が活用されることが多いです。これは、SEC登録済あるいはOTCBB公開済の企業(シェルカンパニーと言います)を購入し、自社と合併または子会社化することにより、さらに超短期間で上場する方式です。
米国ではかなりメジャーな財務戦略であり、中国企業は積極的にリバースマージャーによる米国上場を展開していたことがあります。
詳細はこちらをご覧ください。
(7) OTCBBへの株式公開にあたっては監査済財務諸表の登録が必要とのことですが、公認会計士に条件はあるのでしょうか?
はい。「Sarbanes-Oxley Act(サーベインズ・オクスレー法)」(企業改革法、SOX法)に基づいて、公開会社会計監視委員会(PCAOB: Public Company Accounting Oversight Board)に登録された米国公認会計士の監査が必要です。
PCAOB登録会計士のリストはこちらをご覧ください。
資金調達の主体はあくまでも企業および経営者であり、市場でも証券会社でもサポートする私達でもありません。
OTCBBの株式公開によって、資金調達が保証されるわけでもありません。OTC市場への公開は、プライベートカンパニーのときにはほとんど不可能であった大規模な資本調達を実施する権利を獲得するということです。
実際に資金調達がどれくらいできるかは、ビジネスモデル、企業としての戦略推進力、強烈にアピールできる強み、経営者の魅力 等にかかってきます。
弊社でも実績をトレースしてみました。こちらをご覧ください。
(9) IBCコンサルティングは、どのような業務をサポートするのですか?
IBCコンサルティングは、クライアント企業側に立ってサポートします。イメージ的には社外上場準備室および社外経営企画室の役割を担っており、クライアント企業の一員として経営戦略策定・上場オペレーション遂行をしていきます。具体的には、下記のような業務を行なっていきます。
■ 事業計画/資本政策の策定
■ バリュエーション、株価算定 (ただし第三者機関の位置付けではありません)
■ IRサポート (ウェブサイト制作、PR資料作成、PR支援等)
■ 米国の関係者との契約サポート (弁護士、監査法人、金融機関等)
■ 監査準備 (英文財務諸表および書類作成等)
■ 監査立ち会いサポート
■ 米国関係者とのコミュニケーションサポート
■ SEC登録書類作成
■ FINRA申請書類作成
■ 株式公開後に必要となるオペレーション全般
株式公開まで、戦略からオペレーションまでをワンストップでサポートいたします。
株式公開費用の主な内容は、監査費用、米国関係者への業務委託費用、コンサルティング費用です。こちらをご覧ください。
OTCBB公式サイトのFAQはこちらをご覧ください。
ご質問等ございましたら、お問い合わせページよりお問い合わせください。